山形新幹線の座席は、同じ窓側でも「どの区間を」「どの向きで」走るかで景色の満足度が変わります。
特に福島〜米沢は板谷峠の山深い区間が続き、在来線区間らしい車窓が近く見えるのが魅力です。
一方で、時間帯によって日差しの入り方が変わり、写真の撮りやすさは左右で差が出ます。
この記事では「景色の当たり座席」を具体的に示しつつ、えきねっとの座席選択で迷わない手順も整理します。
山形新幹線で景色が良いおすすめ座席9選
まずは「景色がハズレにくい座席」を9パターンで具体化します。
山形新幹線つばさは普通車もグリーン車も2列+2列(A-B/C-D)の並びが基本です。
左右の好みは分かれますが、A席側推しの解説もあり、福島〜米沢などが見どころに挙がります。
下りのA席
東京から山形・新庄方面へ向かう下りは、A席を軸に考えると迷いが減ります。
午前の下りは日差しが入りにくく、窓の映り込みが少ない条件になりやすいです。
福島〜米沢の山間部で、近い距離感の景色を落ち着いて追えます。
| 狙い | 車窓重視の基本形 |
|---|---|
| おすすめ区間 | 福島〜米沢 |
| 窓側 | A |
| 期待できる景色 | 峠越えの山景色 |
| 注意点 | 夕方は反射が増える |
下りのD席
午後の下りで写真を撮りたいなら、日差しの向きからD席が有利になることがあります。
左右どちらでも山形らしい盆地や果樹園の景色は楽しめます。
日差しが入る時間帯は、車内灯の反射を減らす工夫が効きます。
| 狙い | 午後の撮影向き |
|---|---|
| おすすめ区間 | 米沢〜山形 |
| 窓側 | D |
| 期待できる景色 | 盆地と果樹園 |
| 注意点 | 日差しで眩しい場合あり |
上りのA席
山形・新庄方面から東京へ向かう上りは、同じA席でも見える景色が逆側になります。
午前の上りはA席側に日差しが入りやすく、明るい車窓になりやすいです。
スマホ撮影なら露出を下げて白飛びを抑えると失敗が減ります。
| 狙い | 明るい車窓で撮影 |
|---|---|
| おすすめ区間 | 山形〜米沢 |
| 窓側 | A |
| 期待できる景色 | 盆地のひらけた眺め |
| 注意点 | 映り込み対策が必要 |
上りのD席
上りで落ち着いた光を優先するなら、時間帯によってD席が扱いやすいです。
窓の反射が減ると、板谷峠の山肌や谷の陰影が見やすくなります。
乗車時間が長い場合は、反射しにくい側を選ぶだけで疲れ方も変わります。
| 狙い | 反射を避ける |
|---|---|
| おすすめ区間 | 米沢〜福島 |
| 窓側 | D |
| 期待できる景色 | 峠の陰影と山並み |
| 注意点 | 時間帯で条件が逆転 |
11号車の窓側
E8系の編成では、東京方面先頭側が11号車と案内されています。
先頭寄りは降り口や移動の導線が読みやすく、落ち着いて景色を見たい人に向きます。
グリーン車が11号車に入る編成もあり、静けさ重視なら候補になります。
| 狙い | 静けさと導線 |
|---|---|
| おすすめ区間 | 長距離全般 |
| 窓側 | AまたはD |
| 期待できる景色 | 区間次第で安定 |
| 注意点 | 編成で設備差あり |
15号車の窓側
車内の人の動きが気になるなら、真ん中寄りの号車を選ぶと落ち着きやすいです。
デッキの出入りが視界に入りにくいと、車窓に集中しやすくなります。
座席選択で迷ったときの「無難な当たり」として使えます。
| 狙い | 車内の動きを減らす |
|---|---|
| おすすめ区間 | どこでも |
| 窓側 | AまたはD |
| 期待できる景色 | 安定して眺めやすい |
| 注意点 | トイレ位置は要確認 |
峠越えに集中できる窓側
景色のピークは福島〜米沢の板谷峠越えとされることが多いです。
トンネルの出入りが続くため、窓に顔を寄せて見やすい窓側を優先します。
短いチャンスを逃さないために、スマホは事前にカメラを起動しておくと安心です。
| 狙い | 見どころ区間に全集中 |
|---|---|
| おすすめ区間 | 福島〜米沢 |
| 窓側 | AまたはD |
| 期待できる景色 | 山深い峠の連続 |
| 注意点 | 一瞬で景色が変わる |
雪景色を狙う窓側
冬は在来線区間で防音壁が少なく、雪国らしい近い景色が期待できます。
日差しが強い日は雪面が白飛びしやすいので、反射が少ない側を優先すると撮りやすいです。
窓の曇りが気になるときは、空調の風向きで曇りが軽くなる場合があります。
| 狙い | 冬の車窓を撮る |
|---|---|
| おすすめ区間 | 福島〜新庄 |
| 窓側 | 時間帯で選ぶ |
| 期待できる景色 | 雪山と雪の里 |
| 注意点 | 白飛びと映り込み |
眺めが安定する通路側
窓側が取れない日でも、通路側が完全なハズレとは限りません。
短時間だけ窓側の人が席を外したときに、外を見られるチャンスが生まれます。
トイレやデッキへ立ちやすいので、見どころ区間だけ立って眺める作戦も可能です。
| 狙い | 窓側が満席の代替 |
|---|---|
| おすすめ区間 | 見どころ区間だけ |
| 窓側 | 通路側 |
| 期待できる景色 | タイミングで確保 |
| 注意点 | 移動の迷惑に配慮 |
景色を楽しむ座席の選び方
おすすめ座席の結論を自分の旅程に合わせて再現するための考え方を整理します。
同じ座席でも、進行方向と時間帯で「眩しさ」と「映り込み」が変わるのがポイントです。
A席とD席の違い
山形新幹線は南北に走る区間が多く、午前と午後で日差しの入り方が変わります。
A席側を推す解説では、赤湯発車直後の米沢盆地の眺めなどが例に挙がります。
ただし最終的には「撮りたい景色」と「時間帯」で最適解が入れ替わります。
東京発か山形発かで考える
下りは東京から山形方面へ向かい、上りは山形方面から東京へ向かいます。
同じA席でも進行方向が変わると左右の景色が反転するため、往復で同じ席番を取ると印象が変わります。
往復で違う側を試すと、旅の満足度が上がりやすいです。
予約前のチェックリスト
座席選びは「区間」「時間帯」「同行者」の3点でほぼ決まります。
迷うときは、先に優先順位を紙に書くとブレません。
- 見たい区間は福島〜米沢か
- 撮影重視か肉眼重視か
- 午前便か午後便か
- 窓側が必須か妥協できるか
- 静けさを優先するか
座席番号の見方早見
つばさはA-BとC-Dの2列+2列が基本で、窓側はAとDです。
座席表の表示は申込サービスや列車によって見え方が変わるため、まず窓側記号だけ押さえると早いです。
えきねっとでは座席表から選べる場合があり、丸印から座席を指定して決定します。
| 座席記号 | 位置 | 使い分け |
|---|---|---|
| A | 窓側 | 景色最優先 |
| B | 通路側 | 出入り重視 |
| C | 通路側 | 出入り重視 |
| D | 窓側 | 景色最優先 |
区間別に見える景色のハイライト
山形新幹線は東北新幹線区間と在来線区間が混ざるため、景色の質が大きく変わります。
区間の特徴を知ると、座席の当たり外れが体感で減ります。
東京〜大宮は街の流れを楽しむ
東京〜大宮は都市景観が中心で、車窓は流れるように変わります。
この区間は反射対策よりも、旅の準備時間として割り切ると満足しやすいです。
景色の本番はまだ先なので、ここで機材や飲み物を整えます。
郡山〜福島は速度感が見どころ
東北新幹線区間は防音壁がある場所も多く、遠景中心になります。
その分だけ速度感が気持ちよく、天気が良い日は空の抜けが綺麗に見えます。
車窓撮影は窓反射を抑えるだけでも成功率が上がります。
福島〜米沢は山形新幹線らしさが濃い
福島〜新庄間は在来線扱いで、防音壁が少なく昔ながらの車窓を楽しめると紹介されています。
特に福島〜米沢は板谷峠越えがあり、山深い景色が続く区間として挙げられます。
ここを窓側で取れるかどうかが、景色満足度の分岐になりやすいです。
山形盆地は果樹園と山並みが主役
米沢盆地から山形盆地へ入ると、景色がひらけて農地や果樹園の比率が増えます。
遠くにそびえる山の存在感が出てきて、季節で色が変わるのが魅力です。
光が安定する側の窓を選ぶと、写真の色がまとまりやすいです。
指定席を取る実践テク
山形新幹線つばさは全車指定席として案内されることが多く、座席確保が旅の満足度に直結します。
座席位置を狙って取るには、座席表での指定と、後からの変更手順を知っておくのが近道です。
えきねっとの座席表で狙って取る
えきねっとでは「座席表(シートマップ)から選択する」を選び、丸印の座席を指定して決定します。
ただし早期予約や事前受付では座席表で選べない場合があると案内されています。
座席表が出ないときは、条件指定で窓側だけ押さえて妥協案を作ります。
窓側が埋まる前に動くコツ
窓側は埋まりやすいので、列車を決めたら席番より先に「窓側確保」を優先します。
見どころ区間が福島〜米沢なら、その区間の時間帯を中心に便を選ぶと満足しやすいです。
あとから座席変更できるケースもあるため、まず確保してから最適化します。
- まず窓側を確保する
- 次に号車位置を整える
- 最後に席番の好みを詰める
福島での連結運転を理解する
山形新幹線つばさは福島で東北新幹線やまびこと連結して走る便があり、福島で分離して山形方面へ向かいます。
連結運転の再開がニュースになるように、運行は状況で影響を受けることがあります。
景色目的の旅では、時間に余裕を持った行程にすると不安が減ります。
車両差を気にしすぎないための整理
E8系は7両編成で全車指定席としてJR東日本が案内しています。
一方で編成や設備は車両の種類で異なる場合があるとも記載されています。
景色優先なら、車両の当たり外れより「窓側」と「時間帯」を最優先にしたほうが再現性が高いです。
| 優先度 | 判断軸 | 理由 |
|---|---|---|
| 高 | 窓側か | 景色体験が直結 |
| 高 | 時間帯 | 反射と光が変わる |
| 中 | 見どころ区間 | 峠越えの有無 |
| 低 | 号車位置 | 快適性の差に留まる |
シーン別のおすすめ座席パターン
旅の目的が違うと、同じ景色でも最適な座席は変わります。
「写真」「快適」「移動効率」のどれを取りにいくかで選び分けます。
一人旅は窓側最優先で固める
一人旅は移動の自由度が高く、窓側に寄せるほど満足しやすいです。
見どころ区間だけ集中して、あとは読書や作業に切り替えると疲れにくいです。
窓側が無理なら、デッキで短時間だけ眺める作戦も有効です。
カップルは左右を分けて往復で楽しむ
往復で左右を変えると、同じ路線でも別の旅のように感じられます。
写真を撮る担当と肉眼で見る担当を分けると、撮影のストレスが減ります。
並び席が必要なら、席番より先に「連番」を最優先に取ります。
- 往路はA側で山景色
- 復路はD側で光を変える
- 撮影担当を決める
子連れは出入りしやすい通路側も候補
子連れはトイレやデッキへの出入りが増えるため、通路側が快適な場合があります。
見どころ区間だけ窓側を取れれば理想ですが、全区間で窓側に固執すると疲れやすいです。
家族で乗るなら、景色と動線のバランスを優先します。
仕事利用は電源と静けさを先に決める
PC作業が主目的なら、景色よりも安定して作業できる環境が最重要になります。
座席の好みは「窓側か通路側か」だけに絞ると、予約が早く終わります。
景色は休憩タイミングだけ見ると割り切るほうが満足しやすいです。
| 目的 | 第一優先 | 座席方針 |
|---|---|---|
| 写真 | 光と反射 | 時間帯でA/Dを選ぶ |
| 家族 | 出入り | 通路側も許容する |
| 作業 | 環境 | 席種を固定して迷わない |
景色重視で座席選びを決めるコツ
山形新幹線の座席おすすめは、結局のところ「窓側」「時間帯」「福島〜米沢をどう通すか」で決まります。
A席かD席かで迷ったら、午前は反射が少ない側を、午後は光がきれいに入る側を優先すると失敗が減ります。
えきねっとの座席表が使えるときはシートマップで窓側を確保し、後から号車や席番を整える手順が現実的です。
一次情報としてJR東日本の車両案内やえきねっとの操作ガイドも確認しておくと、当日の迷いが減ります。
参考リンクとして、JR東日本のE8系案内(JR東日本)、えきねっとの座席表選択ガイド(えきねっと)、車窓の見どころ解説(トレたび)があります。

